詩人、アーティスト。フランスと日本のハーフ。
サイケデリックな作風の絵画で知られるほか、詩人としても活動、詩集『メスカリンもしくは光の伽藍』『裸のニーナ』などで、幻想と狂気、放浪生活等々を赤裸々に描いた。
また、音楽ユニット「淫心」のメンバーであるほか、芙苑晶関連プロジェクトのほとんどのジャケット・デザインを手がけているアーティストで、芙苑ファンにはおなじみのマルチ才女。
7月13 日生れ。十代から二十代にかけて、各地で放浪生活を送るが、のち、ヨーロッパ滞在中、 LSD 体験をし、サイケデリックに影響された詩を書き始める。これと並行して、幻想的な絵画作品を制作を始める。
1983 年、第一詩集『メスカリンもしくは光の伽藍』 発表。
1985 年、第二詩集『裸のニーナ』発表。
この私家版詩集のタイトルが元になり、同年、サイケデリック・ロック・バンド「裸のニーナ」が結成される。マダム呪々(ギター、ヴォーカル)、芙苑晶(キーボード、シンセサイザー)、上埜邦彦(ベース)、荒井雪(ギター)、三珠アケミ(ドラムス)という編成。
また、これらと相前後して、 1986 年、実験的サイケデリック音楽ユニット「淫心」のメンバーであった、マダム呪々、芙苑晶の二人とともに、第三のメンバーとして、ミュージック・コンクレート作品を共同制作、シンセサイザー、ヴォイスを担当したほか、グラフィック・アートを担当する。
さらに、以後は、画家として、「ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット( Far East Acid House Quartet )」や、ニューヨークのトランス・ユニット「幻覚植物研究所(Psychedelic Plants Research Laboratory)」、シンセサイザー奏者・作曲家・芙苑晶のジャケットやブックレットなど、数々の CD/LP のグラフィックを担当。
また、作品によっては、これらのアーティストに、アルバム・タイトルなどのアイディアや、詩(歌詞ではない)なども提供した。
また、同じく、 90 年代には、ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテットの主宰するレイヴ・コミューン「灰と太陽の共和国」の命名者ともなり、みずからもレイヴ・コミューンに参加したり、アンダーグラウンド・レイヴ・カルチャー誌「地下室」にエッセイを執筆したりもした。
90 年、第三詩集『灰と太陽の共和国』発表。97 年、第四詩集『盲いた蝶たちの歌』発表。
この詩集の発表を最後に、彼女はみずからの詩人として創作活動を封印する。
98 年以後は、事実上、創作活動をほとんど停止しており、文壇・画壇とは無縁に来たアーティストながら、オルタナティブ/テクノ/クラブ系音楽ファンや、トラベラー、ネオ・ヒッピー等を中心に、一部に熱烈な支持者を持つアーティストとして、近年再評価が高まっている。
芙苑晶との関連 > ジャケットデザイン、「淫心」メンバー
関連リンク >
野崎ニーナ・公式サイト「蝶の磔刑」
Lavalamp Records (WA, USA)
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