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ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット
> 無法的熱狂祭
十億の神経の針
(A Billion Nerve Needles)
( 1988 )
ジャケット タイトル
(英語タイトル=原題)
発表年 レーベル メディア ネイション
ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット Far East Acid House Quartet 無法的熱狂祭
(Illegal Rave)
 
1993 Nerve Nets


CD

USA, Japan, Europe
関連ジャンル

サイケデリック・トランス、ゴア、アシッド・ハウス、
レイヴ、テクノ、ダーク・アンビエント、民族音楽

イメージ サイケデリック、トランス、レイヴ
音楽のタイプ

ダンス・ミュージック

サウンド アシッド・ハウスに加えて、ハードテクノが入ってきている。
音源/入手可能度 レア
主な使用楽器、器材

不明

クレジット 田嶋エリサ:ダンス、パーカッション、シタール、民族楽器、TB-303
スペースDJリョウ:ターンテーブル、ビート、プログラミング 、TB-303
芙苑晶:シンセサイザー、キーボード、ピアノ、テレミン、TB-303
市川カヲル:サックス、ウィンド、ベース・シンセサイザー、TB-303
ゲスト Hypnotic Twin ( David Laurenz + DJ Third Eye ) : Synthesizers
マダム呪々:Guitars
テーマ タイトルそのままに、彼らのテーマであった「イリーガル・レイヴ」の世界をテーマにしている
関連項目/文化現象
エピソード ---
その他 --
ディスクレビュー
 

 93年、ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテットがリリースした、ハードコア・テクノに影響を受けつつ独自の方向を模索した三作目のアルバム。


 伝説化している「ファー・イースト」のレイヴだが、アルバムタイトルが示すように、1曲からそのまま聴いていくと、曲が途切れなくノンストップでつながっているせいもあり、恍惚と陶酔感にどっぷり浸れ、野外レイヴに迷い込んだような気分にさせてくれる。

 音のほうもなかなかのもので、ファースト『十億の神経の針』から思うと、よりアレンジがこなれてきている。ジャケットのイメージどおり、インド(ゴア)な世界が展開している。また、タイトルどおり確かにより「レイヴ」寄りになっているようだ。
 全体の感じとしては、それまでのファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテットの風味(サイケデリック・トランスやゴア)に、Apollo440 とかのハードコア・テクノ的サウンドを付加したといった感じ、と言えば伝わるだろうか。
  これと同時期に発売された芙苑晶のソロ・アルバムは『荒廃』(93)だが、サウンドや楽器の音色が似ているところから、芙苑晶のアレンジなり演奏パートも結構多いのではないかと思われる(筆者の推理だが、 Roland の TB-303、SH-101、Juno-106あたりをよく使っているのではないかと思われる)。

 聴き所は前半の「カーマ・スートラ(Kama Sutra)」組曲で、5部構成で全体が25分以上にも及ぶという大曲である。後半もサイケデリック・トランスの名曲揃いという感じだが、全体にエスニック色が濃厚なサウンドは、単なるトランスを超えて、原始宗教的な匂いすら感じさせる独特な世界に仕上がっている。

(森野木霊)
> 参照  

ファー・イースト・アシッド・ハウス・クワルテット

 
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